「力の指輪」時系列の解説・今後の展開予想╎ロード・オブ・ザ・リング

ドラマ制作発表から数年が経ち、ついに「力の指輪」の配信が直前に迫りました。

この記事では「力の指輪」の時系列について紹介しています。

「力の指輪」の概要 ╎ 「力の指輪」「ロードオブザリング」時系列の解説

「力の指輪」の基本情報

Amazon Prime Video 限定配信　「力の指輪」

配信開始日は9月2日(金)

9月2日(金)10:00から1話・2話が全世界同時配信されます。
3話以降は毎週金曜日に配信されるとのことです。
シーズン1は全8話構成となっています。

Amazon Prime Video 独占配信

この記事の注意事項

・この記事は物語の史実をもとに執筆しております。

・そのため、今後配信される「力の指輪」のネタバレが含まれる可能性があります。

・また、この記事では過去作品や原作小説のネタバレが含まれます。

・上記のため、閲覧は自己責任でお願いいたします。

・事前情報がないまま「力の指輪」を楽しみたいという方はブラウザバック推奨です。

・本ページの情報は2022年9月時点のものです。最新の配信状況はAmazon Primeをご確認ください。

物語の時系列 ╎ 「力の指輪」「ロードオブザリング」時系列の解説

中つ国の時代について

舞台は「中つ国」と呼ばれる架空の世界です。
中つ国は第一紀・第二紀・第三紀・第四紀という時代があります。
この時代の呼び方は日本で言うところの和暦（昭和・平成・令和など）のようなものです。

時系列とともに映画・ドラマ作品をチェック

時系列順に作品を見ると上のようになります。

「力の指輪」→「ホビット」→「ロード・オブ・ザ・リング」
という流れで時代は進んでいきます。

中つ国の歴史はとても作りこまれており複雑なので、「ロード・オブ・ザ・リング」→「ホビット」→「力の指輪」の順番(映画公開順)で紹介していきます。

まずは「ロード・オブ・ザ・リング」からです。

映画「ロード・オブ・ザ・リング」はどの時代の物語か ╎ 時系列の解説

「ロード・オブ・ザ・リング」は第三紀の物語

ロード・オブ・ザ・リングは第三紀3018年・3019年が舞台です。
上の年表のピンクのラインが入っているところです。

この第三紀3018年・3019年は、
物語上の史実で「大いなる年」と呼ばれているほど特別な年です。

また、何千年も存在し続けた指輪を葬った年であることや、
復活寸前の冥王サウロンと攻防し中つ国の命運を分ける戦が多くあったこともあり
この2年間は「指輪戦争」とも言われています。

「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」あらすじ

あらすじ

遥か昔、中つ国の命運を懸けた大戦で
悪の冥王サウロンは自身の肉体と巨悪な力が込められた指輪を失います。

ですがサウロンの精神は消滅しておらず
数千年の年月が経っても失くした指輪を探し続け
自身の復活を目論んでいました。

一方でホビット村で穏やかに暮らすフロドは
養父であるビルボからひとつの指輪を受け継ぎます。

このひとつの指輪がフロドと仲間たちを壮絶な戦いに巻き込んでいきます。

「ロード・オブ・ザ・リング　二つの塔」あらすじ

あらすじ

離散した旅の仲間たちの描写から物語は始まります。

フロドは指輪を葬るために滅びの山を目指し、
アラゴルン一行はメリーとピピンを救うべく
「ローハン」と呼ばれる人間の王国へ向かいました。

仲間たちがそれぞれ奮闘する中、
アラゴルン一行が向かう先へ、魔法使いサルマンは一万の兵を送り出します。

人間と闇の勢力との大きな戦いが始まります。

「ロード・オブ・ザ・リング　王の帰還」あらすじ

あらすじ

フロドが指輪を葬るために滅びの山を目指す一方で
冥王サウロンは勢力を拡大させ中つ国を蝕みます。

ただ、サウロンは中つ国の民が集い力を合わせることを懸念していました。
そこで人間の王国を滅ぼそうと「ゴンドール」に数万もの兵を送り込みます。

圧倒的な闇の勢力との差を埋めるために、
アラゴルンは一度入ると戻ってこれないと言われる「死者の道」に向かうことを決断。
そして、中つ国の命運を分ける決戦が始まります。

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの最終章です。

映画「ホビット」はどの時代の物語か ╎ 「ロードオブザリング」時系列の解説

「ホビット」は第三紀の物語

「ホビット」は第三紀3018年の物語が描かれています。

上の年表の黄色のラインが入っているところです。

「ロード・オブ・ザ・リング」の60年前の出来事が描かれており、
フロドのお父さん(養父)であるビルボ・バギンズが主人公です。

「ホビット 思いがけない冒険」のあらすじ

ドラマ「力の指輪」はどの時代の物語か ╎ 「ロードオブザリング」時系列の解説

「力の指輪」は第二紀の物語

「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」よりも数千年前の第二紀が舞台となっています。
上の年表の青いラインが入っているところです。

第二紀はサウロンが全盛期の時代ですので、サウロンについて紹介していきます。

サウロンの年表を時系列で確認

サウロンについては時代全体を見ると上のようになります。

第二紀はサウロンの全盛期です。
中つ国を支配した暗黒時代や、サウロンとの攻防の末に平面だった地球が丸くなった話など、
サウロンの恐ろしさが鮮明に分かる時代となっています。

そんなサウロンの恐ろしさに立ち向かうエルフや人間、ドワーフたちにもドラマ版では注目です。

サウロンの偽名「アンナタール」

「アンナタール」は第二紀でサウロンが使っていた偽名です。

サウロンはアンナタールという偽名を使い、エルフの金銀細工師たちに近付きます。

金銀細工師とは、金・銀・貴金属で物づくりをする職人のことです。

正体を隠したサウロンは金銀細工師たちに近付き
自らの知識を金銀細工師たちに伝え「とあるもの」を作らせます。

その「とあるもの」が力の指輪です。

注目していきたい物語上の史実 ╎ 「力の指輪」「ロードオブザリング」時系列の解説

活気溢れるモリアの坑道

モリアの坑道は「ロード・オブ・ザ・リング　旅の仲間」でフロドたちが訪れた場所です。

ですが、フロドたちが訪れたときには墓場と化しており、
ドワーフのギムリが大きなショックを受けていました。

そんなモリアの坑道ですが、第二紀が全盛期。
サウロンに目を付けられる程、立派で活気のある洞窟都市となっています。

「ロード・オブ・ザ・リング」では見ることのできなかった
賑やかで活気溢れるモリアの坑道が見られるのはファンとしても楽しみです。

ゴンドールの象徴・白の木

ボロミアとファラミアの故郷であるゴンドールの象徴、白の木。

「今後燃えるし枯れます」と言わんばかりに咲き誇っている白の木に
トレーラームービーを見て感情がグチャグチャになった方も多いのではないでしょうか。

白の木は「ロード・オブ・ザ・リング」の時代には既に枯れています。
第二紀にサウロンによって、白の木が燃やされたことが原因です。

白の木が燃やされるのはまだまだ先の展開になりそうですが、
その時まで、美しい白の木を目に焼き付けましょう。

最後の同盟

第二紀末に人間とエルフの間で結ばれた同盟です。

この同盟によって人間とエルフがサウロンと真正面から戦うことができました。
「最後の同盟」は同盟の名称でもあり、大きな戦の名称でもあります。

「最後の同盟」は映画「ロードオブザリング　旅の仲間」の冒頭にも少しだけ描かれています。
サウロンの指輪がイシルドゥアの手に渡ったのが印象的です。

この「最後の同盟」は第二紀の中でもかなり大きな戦のため
「力の指輪」にとって重要なシーンになることが予想できます。

「力の指輪」の感想

「力の指輪」1話

「力の指輪」2話

「力の指輪」3話

記事執筆にあたって参考書籍 ╎ 「力の指輪」「ロードオブザリング」時系列の解説

新版 シルマリルの物語

指輪物語の世界がどのように生まれたのかということも含めて、
第一紀～第三紀のことが詳しく描かれています。
難しい言葉もありますが、ファンタジーが好きな方には胸を張ってオススメできる1冊です。
J.R.R. トールキンの生み出した繊細な世界観に圧倒されます。

終わらざりし物語

「指輪物語、ホビットの冒険、シルマリルの物語の物語の世界観をもっと知りたい。」
「もっとこの世界観に浸りたい」という方向けの本です。
アラゴルンやエルフが好きな方には特にオススメです。

新版 指輪物語〈追補編〉

「指輪物語」の歴史書ような1冊です。
年表だけではなく、言語の意味などが事細かに書かれています。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」は歴史の中で言うとたった数年の出来事であることや、
フロドたちが指輪に翻弄されるまでにあった歴史やその後のことも書かれています。
1つの物語の世界をここまで創造できる トールキンの才能に衝撃を受ける名書です。

配信はAmazon Prime Videoのみ ╎ 「力の指輪」「ロードオブザリング」時系列の解説

「力の指輪」の監督・キャスト ╎ 「力の指輪」「ロードオブザリング」時系列の解説

「力の指輪」監督

J・A・バヨナ

「力の指輪」協力関係者

サイモン・トールキン

「力の指輪」キャスト一覧

ガラドリエル:モーフィッド・クラーク
エルロンド:ロバート・アラマヨ
ギル＝ガラド:ベンジャミン・ウォーカー
マリゴールド・ブランディフット :サラ・ズワンゴバニ
エラノール:“ノーリ”
ブランデ ィフット:マルセラ・カヴェナー
ポピー・プラウドフット:メーガン・リチャーズ
ドック・バローズ:サー・レニー・ヘンリー
よそびと:ダニエル・ウェイマン
ドワーフの王ドゥリン三世:ピーター・ミュラン
ドワーフの王子ドゥリン四世:オウェイン・アーサー
ハルブランド:チャーリー・ヴィッカー
アロンディル:イスマエル・クルス・コルドヴァ

「力の指輪」のトレーラームービー ╎ 「力の指輪」「ロードオブザリング」時系列の解説

いよいよ始まる「力の指輪」 ╎ 「力の指輪」「ロードオブザリング」時系列の解説

ドラマ制作の発表から数年が経ち、ついに「力の指輪」の配信が直前に迫りました！

名作を映像化することへの不安はありますが、
トールキンの世界観を堪能できると思うと胸が高鳴ります。

現代技術で描かれる「力の指輪」を思いっきり堪能しましょう！

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